合格体験記①

合格した生徒が後輩たちのために合格体験記を残してくれました。

僕が受験勉強を始めたのは高二の12月からで、それまでは授業や宿題すらも真面目にやっていないような生徒でした。

また、記述模試の結果は目に見えて下がってきており、1年生の頃は真ん中くらいの順位だったのに対し、2年生ではかなり下の方にまで落ちてきていました。

僕はさすがにこのままではダメだと思い、勉強を始める決意をしました。

まず、学校配布の教材を使うのではなく、それよりも分かりやすい参考書を調べて購入し、1番伸びにくい教科である英語と数学から始めることにしました。最初はやる気がみなぎっていたので初めの1、2ヶ月は家でも勉強を頑張れていましたが、徐々にモチベーションが下がっていき勉強に身が入らなくなってきました。

何とかしなければと思い、高二の3月にコンパスラボに入ることを決めました。そこからはやる気も勉強時間も右肩上がりで増えていきました。僕は週6で部活をやっていましたが、部活帰りは塾にすぐ行って、ほぼ毎日閉校するまで居ました。勉強時間は平日で約3時間、休日は7〜8時間くらいでした。この勉強時間は自分が塾に行っていなかったら絶対に確保できなかったと思います。

また、一緒に受験に立ち向かってくれる先生の存在もとても心強くて、そういう面でも環境は本当に大事だと思いました。そのペースで勉強を続けて共通テスト、2次試験を乗り切って無事愛媛大学と関西大学に合格することが出来ました。

 

 そして次に2つ、これから受験に立ち向かう皆さんに特に伝えたいことがあります。

 1つ目は、模試の判定はほとんどあてにしてはいけないということです。僕は元々の志望校は岡山大学で、模試ではA判定も何度か貰っていました。なので、正直高確率で行けるんじゃないかと本気で思っていました。ですが共通テスト本試験で失敗してしまい、受験校を変えることになってしまいました。僕の周りにもそういう生徒は沢山いて、本当に受験は何が起こるかわからないから怖いなと思いました。だからこそ皆さんは出来るだけ早く勉強を始めて共通テストに打ち勝てる力を少しずつ付けて行って欲しいです。

 2つ目は志望校は高めに設定した方がいいということです。今の自分のレベルの1、2ランク上を志望校にすると、勉強の質や取り組みも変わってくるので本当におすすめです。また勉強を始める前にその大学に受かるには何をすべきかを考えてから取りかかるといいと思います。

 

 受験勉強は本当に自分を成長させてくれます。一生のうちでほとんどないくらいの本気の努力をすることはとてもいい経験になるので、受験生の皆さんにはとにかく全力で、辛い時は休んで、勉強を楽しみながら乗り越えて行って欲しいです。

後悔のない受験生ライフを送ってください!